雨降ル里〜あとがき〜
一度、感情的な二人を書いてみよう、というのが今回の話の出発点でした。
ということで、恋愛モノ創作で大好きな設定をたんまり詰め込んでしまいました。
切ない、物悲しい、イタ甘い、寸止め(笑)。ついでに遊郭。これに女の影が絡むと完璧なんですけど、シカマルには難しい。笑
この二人、物語の中では年齢の割に、単品でも精神面で成長しているオトナなキャラクターだと思います。また、感情的というよりは理性とか立場とかを大切にするはずなんで、簡単には流されない。笑そんな二人を箍をはずすには色々と準備が必要。言い訳やら理由をたくさん用意しなくてはいけないという。面倒な二人です…が、それがいい。笑
そして、二人がお互いを想うようになっているとすると、お付き合い、よりも結婚、子供のことありきというのがしっくりきます。
コメディ的に考えると、熱のある人のせいで夜間に熱くなり、かなりはだけてしまったテマリの浴衣…という危険な朝がまっています。そこでがっつかれてしまったら、この寸止め話台無し。
…失礼しました。ありがとうございました。(2010年4月5日)