花と嵐 〜蛇足ともいうあとがき〜


 ここまでお付き合いいただいた方…ありがとうございます。なんだかすみません。感情的でごりごりな話になってしまった!
 恐れ多く、冒頭に銘キャッチコピーを引用。「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ」
 別離があるから人生は輝かしい、と、ポジティブ解釈です。元の漢文は嵐ではなく風…ということで風の姉さんと花(桜)のお嬢さん2人が中心。快活なサクラ、大好きです。
 勝手に一人忍を捏造してしまいました。本当のテマリの担当上忍はバキ先生かもしれません。仲良しだといい。笑

 アスマの件で守る側になることを覚えて、その後、サスケ討伐の決断を同期に促す、というシカマルの成長。また、サクラがサスケに対して決断を下すようになる前に色々あるはず。そこに無理やりテマリを参加させてしまいました。だって砂隠れが好き!笑
 原作2部が始まったときってまだテマリが前を進んでいるように思うんです。でも、サスケ討伐あたりのシカマルは、再登場したテマリと 同じような考え方(立場)になっていると思いました。不安定ではありますが、もう、里側の人間。サクラに引導を渡すところもそうですが、いのにシズネの死について叱咤するところなどもそうです。
  テマリ…もっと忍であることにシビアかなとも思うんですけど、中忍試験のときも木ノ葉崩し(戦い)を嫌がっていたり、我愛羅について 苦しい表情をしていたり、と、根本で優しい人でもある。そこにとても興味があります。
 そんなシカマルテマリの関係を考えると、別々の未来を考えると思う。
 でも、二人は、ちゃんとそこら編には決着つけれると思います。未来は明るい。笑
 ちょっと暗い終わり方をしていますが、つながる話が次にあります。

  ありがとうございました!    (2010年2月8日)


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