空青く風強し〜ついでに色々考察を〜


 テマリの決意と姉弟の温かい話のはずが、過去を掘り下げるほど重く暗くなりました…奇跡的に成長しましたね、3人とも。おまけのシカマル君ですが、この後彼の大舞台が始まる時期で想像しています。好きですアスマ先生…一部一人称が先生になっているのは目をつぶってください。
 過去の時代設定なんですけれどもちょっと大雑把です。カカシ・30歳の人が12歳のときに終戦(テマリ1歳)→同年に同盟締結と決め付けて、10周年記念は今から8年前(テマリ11歳)→そろそろ20周年…けっこう長いこと同盟してたんですねえ。
 ところで、NARUTOの男キャラクターで先代風影が一番魅力的です。眉間にしわ寄せて実は苦悩している情の厚い里長、だといい。我愛羅は同じ風影になって何か汲み取るものがあって、父親を想っていればいい。大蛇丸憎し。敵討ちとか妄想してしまう。過去話、番外編で見たいです。

 【シカテマについて】
 それぞれが成長すると、それぞれの里で重要度が高くなって距離が遠くなっていきますね。
 でも、どうしても必要になって近くなるともいえる。
 シカマルに必要なのは、率いて、後押しして、癒してくれる人。「強い女は美しい」笑
 逆にテマリに必要なのは、絶対的に愛情を注いでくれる人。と思っています。
 テマリは長女でいつも護る側ですし、両親との思い出も少ないでしょうし。
 なので、順序がシカ→テマ、シカ→→←テマ、シカ×テマ、と考えています。
 
 【テマリについて】
 テマリは過去にとらわれすぎていないないところが良いです。からっとしていて、すごく一貫性がある。殺すことをためらわない。たぶん、風影である弟とその弟が目指す里、のためには、近しい人をも殺そうとできる。
 自己犠牲的ではないですよね。父や弟のために死んではならないんですよ。けど、きっとテマリもカンクロウも末っ子を第一に優先させて、弟のためには命かけて生きていくように思います。

 長々お付き合いありがとうございました。 (2009年11月1日)

 TEXT-TOP