火影杯! |
||||
い 最後まで (×10) |
ろ 寸止めまで (×8) |
は 接吻まで (×5) |
に 抱擁まで (×2) |
ほ 何もなし (×3) |
![]() |
![]() ![]() |
![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() |
「…下位が多い。」
「そうですねぇ。」
「あ、そういえば、これ、『ほ』については報告や証拠が何も出ないってことですよね…」
「そうそう、無罪の証明って逆に難しいよ。」
「あいつらの性格だから下位は安牌だろう。けれど、みんな勝負の醍醐味をわかってない!」
「さすが、各国で浮き名を馳せた方。」
「うーん、やはりおもしろくないぞ。もうちょっと冒険心はないのかねえ?」
「強制参加で冒険もなにも…。」
「そうだ。中間報告がくるから、その状況次第でもう一度検討のチャンスを与えよう。
そん時は、今の位置から1つ移動させる度に、1口ずつ増資してもらうからな。」「ええ!そんじゃ中間報告ですでに二人が爆睡していたら、オレ『ほ』にいくのに
3口必要…。」「実際、どうなってるんでしょうね…。」
「どうなっていても、想像するだに面白い。」
「シカマル君…1人で大人になっていきますね。」
「でも、あのシカマルだぜ?」
「でも、雪山で二人きりだぜ?」
「温泉入って…男のロマンだな。」
「理性ぐらい一度ぶっちぎっていきゃあ、いいんだよ。」
「綱手さま、もうお酒は控えた方が…。」
「でもそうならうらやましいよなあ、年上のお姉さんに…筆下ろし。」
「筆下ろし?」
「だから、そういう言葉にいちいち反応してんな。」
「いや、あれでいてテマリも初心なところがありそうだからな、床上手には見えない。」
「シカマル…テマリよりスタミナなさそうだな。」
「でも、普段禁欲的なやつが理性はじけたら…おぼれそう。」
「ひひひひひ。」
「ん?」
「おーい、バアちゃん!」
「!」
「面倒なやつが…。」
「今日はできる限りシャットダウンしていたのに…。おい、その表をかくせ…。入れ!」
「あれ?サクラちゃん、サイ…カカシ先生にヤマト隊長まで…。オレってば仲間はずれか?」
「担当上忍。」
「…ぇえ?…ああ…ナルト、この会議については他言無用でお願いしたいんだけど。」
「ん?ああ、大丈夫だぜ。」
「実はな、今度の上忍選抜の関係で…シカマルについてちょっと審議していたんだ。」
「シカマル?ああ、あいつもとうとう上忍かあ。同期の中で一番先に大人に
なっちまうってばよ…少し寂しいなあ。」「ええと…まだ審議中だからな。決定したわけじゃなくて。」
「あんた、いつの間にやら結構シカマルと仲良くなってるわよね。」
「――ああ。前にさ、エロ仙人が…殉職したとき、シカマルが発破かけてくれたんだ。」
「…そっか…。なんていってたの?」
「実は、紅先生の病院に行って、アスマ先生の子の話をしたんだ。
いつまでもガキのままじゃいられねぇだろって。」「…あいつも、あの件でずいぶん精神的に成長したんだな…。」
「そうなんだってばよ。早く子供つくって育てる側になって、
かっこいい大人になるのはそろそろなんじゃないかって。」
全員 『!』「…ナルト、お前もう下がっていい。ガキは早く寝ろ。」
「はあ?オレだってもうガキじゃねえぜ、バアちゃん。」
「いや、まだまだお前はシカマルと比べればお子ちゃまだ。な、サクラ?」
「……。」
「そりゃまだオレは下忍だけど…会議すんだろ?参加させてくれよ。」
「お前は、シカマルの友達だろう?ならば、近すぎるからだめだ。」
「ええ?そんならサクラちゃんだって。」
「こいつは私の弟子だからな。」
「えー!ずりいなあ。」
「ナルト、とりあえず今日は下がって。ね?」
「ちぇっ。」
「おい、くれぐれも他の奴にこの件は言うなよ?」
「あったり前だろ、だからオレももうお子さまじゃねえよ。…会議中、失礼しましたっ!」
「……拗ねてるな、若干。」
「まだかわいいもんだよ。しかし…ちょっと驚きの情報が舞い込んだな。」
「子供をつくりたいなんて願望があったんですね。」
「流石頭がいいやつは早熟だねえ。」
「後進育成に携わって、自分の子供も育てたくなったんでしょうか。」
「あとは、彼女の問題ということか…。」
「テマリは手堅そうだな。」
「でもな、年下の熱さを前面に押し出して攻めれば、意外にテマリも揺らぐかもしれん。お?」
「中間報告が来た!」
「まじでか!」
「早く、報告!!」
「…皆さん、だんだん本気で楽しんでますね。」
・湯治場にて入浴。30分程度。壁を隔てているが騒がしい。
◎特記事項として会話内容をそのまま以下に報告。
テマリ 「こっちには私しかいないから。気にせずとも大丈夫だぞ。」
奈良シカマル 「覗くなって」
・相変わらず口喧嘩多し。
・降雪あり。第81演習場周辺は雪景色。
・寒さ厳しく、酒を飲んで登山。
【所感】
●奈良シカマル…押され気味。うろたえている。及び腰。
●テマリ…積極的。全体的にリードしている。
火影杯! |
【確定版】 | |||
い 最後まで (×10) |
ろ 寸止めまで (×8) |
は 接吻まで (×5) |
に 抱擁まで (×2) |
ほ 何もなし (×3) |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
|
「タイミング良いなあ、あのシスコン坊や。個人的にお姉さま専用に暗部でも手配してるん
じゃあるまいな。」 「大切なお姉ちゃんですからねえ。」
「恋愛幇助で外交問題にならないようにしなくちゃな…まあいい。朝までに決着もつくだろ
うし、どのみち明日の任務はダミーだからな。シカマルも明日の任務は延期ということで、
撤収するよう伝達しようじゃないか。朝イチで二人に届くように別のハヤブサを返しておけ。」
「了解しました。では、二人の帰還が早くなりますね。」
「ああ、何にせよ結果が楽しみだ。最終報告書は朝8時までに来る。さすがに明日は業務
もある者もいるだろうから、それぞれこちらから伝達をするぞ。一応はこれにて解散だ。
…それではこの一夜を祈って眠るといい。」